Photo Galo Studio

筑豊出身のオーナーは、幼少の頃、毎日のようにぼた山を走り回っていたとのこと。男の子と一緒に遊ぶ事が多く、毎日のようにケガをしてお家に帰ってきていたという積極的な性格だ。
小学校3年生から、ミニバスケットボールを始めた。ポジションは、フォワードで誰よりも点取り屋として活躍していた。バスケットボールは、高校生まで続け、キャプテンを務めた。福岡県立稲築志耕館高校（嘉麻市）出身で、勉強は常にトップクラス。総合学科の300人の中から、優秀賞に選出された事も。スポーツ、勉学ともに高い評価であった。

高校卒業後、福岡大学理学部理学科に入学。小学校の頃から数学や化学が好きであったが、実は、実験が得意な方ではなかった。大学生の頃にアルバイトとして、パソコン販売とインターネット営業の楽しさを実感した。インターネット営業は、ADSLで主に天神周辺で行った。未だインターネットが当たり前の時代ではなく、分からない事は自分で調べてお客様に提案した。それが、自分自身のノウハウとなり、友人たちからも一目を置かれる存在へとなっていったと語る。
大学卒業後は、大手の家電量販店に就職。様々な家電の販売に携わった。その後、法人営業やKDDIにてインターネット関連のテクニカルサポートも経験。

出産・育児をしていた2011年頃から、知り合いの企業様よりホームページ制作やチラシ作りの相談をいただいていた。これまでのスキルを活かして色んな相談にも対応ができ、喜んでもらっていた。
子育てがひと段落して、ある日パートを探していたときに、起業されているママ友さん（一般社団法人グローバル人材育成協会　代表理事　空久保さん）と出会った。
空久保さんからは、「そのスキルがあるなら、個人事業主で始めた方がいい！」とアドバイスをいただいて、2021年から個人事業主として仕事を始めることになった。
「今までお話したことがある業界の方（特に飲食店や小売店など）のお仕事は、ある程度内容がわかり、話を進めやすかったのですが、初めての業界（介護・福祉関係）のホームページ制作などは、かなり苦戦しました。」と振り返る。
お客様の悩みをお伺いさせていただき、解決できた時が嬉しいと楽しそうに語る藤尾さん。
お店のコンセプトは、幸せのシンボル「ガロ」のように、驚きと幸せを。
15年前に、スペインに旅行に行った友達がお土産で買ってきてくれたのが、屋号にも入っているガロである。スペインでは、「バルセロスの雄鶏伝説」で、幸せのシンボルとされているそう。クライアント様はもちろん、作り上げたデザインなどを見た人も、幸せになるようなデザインを心掛けている。
2022年から子供のプログラミング教室も開講した。子供たちに「驚きと感動」を与えるような、楽しいパソコン・プログラミングを教えていきたいと意気込んでいる。

情報が溢れ、知らないことがあると、「損をする」世の中である。そんな中、藤尾さんはスマホ・パソコン関連について多くの方から相談を受ける。「相談してよかった！」と思ってもらえるようなサポートを心掛けていきたいと藤尾さんは話す。
「アフターコロナで、海外の旅行者や、滞在する人が増えてく事が予想されます。お困りのお客様もサポートできるようなグローバルな人材を目指して、日々精進し続けます！」と今後の事業展開に意欲的だ。