SAGA久光スプリングス(株)

バレーボール女子元日本代表アタッカーで久光製薬スプリングス（現：久光スプリングス）の常勝期を支えた新鍋理沙さん。Vリーグや全日本時代での活躍は皆様のご承知の通りだが、爽やかな笑顔でファンを魅了した新鍋さんに現在の活動からプライベートまでを語っていただきました。必見！

新鍋さんは鹿児島県出身。両親がバレーボールをしていた影響で、小学校1年生からバレーボールを始める。高校時代には2006年インターハイ優勝、2007年春高バレーベスト4などを経験。久光スプリングスでは2009年から2020年までプロ選手としてキャリアを過ごした。選手時代の経歴を一部紹介すると、2010/11 Vプレミアリーグ 最優秀新人賞に始まり、2016/17プレミアリーグ Vリーグ栄誉賞（傑出した個人記録（8回以上））、2017年バレーボールアジア選手権 MVP、2019-20 V.LEAGUE DIVISION1 Vリーグ栄誉賞（試合出場が10シーズン以上で230試合以上出場）、史上3人目のVリーグ功労賞受賞等、目白押しだ。

選手時代で一番うれしかったことを尋ねると、「リーグ優勝出来た試合は特に記憶に残ってます！試合で結果を残すことが出来た時は全て嬉しかったですね」と振り返る新鍋さん。2020年現役選手引退後、新鍋さんは現在、次の3つのことにチャレンジしているそうだ。

選手引退後の3年前からVリーグの試合解説で声が掛かるようになったという新鍋さん。バレーボールでは得点シーンが盛り上がることが多いですが、スパイクまでのレシーブや繋ぎ等、選手目線で素晴らしいなと感じるプレーを解説時に紹介しているそうだ。「初めて解説者として試合に呼ばれたときは、選手時代よりも緊張しちゃいました(笑)」と語る新鍋さん。スパイクが決まるまでのチームの一体感や隠れた名プレーを見逃さずに、解説を今後も頑張りたいと意気込みを語ってくれた。

また、2022年秋から全国で開始した小学生向けのバレー教室は新鍋さんが1人で切り盛りし、現在まで10回開催しているというから驚きだ。15名程度の小学生が一生懸命に身体を動かして技術を学ぼうとしている姿勢に喜びを感じ、やりがいを感じるとバレーボールの普及に積極的だ。
各地で開催されるスポーツイベントにゲストとして参加する際も、バレーボールの楽しみや繋がりを発信しており、何事にも笑顔で取り組む新鍋さんの姿勢が素晴らしい。

選手時代の食生活と現在について質問すると、爽やかな笑顔で食事の楽しみや出張先での観光についても教えていただいた。「選手時代は体育館とホテルの往復で、食事内容も栄養面やコンディションを考慮して指定された食事でした。海鮮が大好きなんですけど、選手時代は生もの禁止だったので、引退後美味しい海鮮を食べれることが嬉しい(笑)　9月に北海道へ小学生バレー教室で出張した際も海鮮最高でした！(笑)」「選手時代は経験できなかった観光や仕事も取組めることが嬉しい」と新鍋さん。

「神戸から鳥栖へ活動拠点を移転した久光スプリングスを、鳥栖市の皆様が歓迎して頂いていることに感謝しています。地域の皆様から応援していただくためには、もっともっと多くの方に久光スプリングスの取組みや存在感を知っていただき、期待していただけるように自身の活動も頑張りたいです！」　新鍋さんや久光スプリングスの選手は久光スプリングスが「佐賀県鳥栖市本拠地」のプロバレーボールチームであることを意識的に発信して、地域振興にも積極的である。
「今後も地元鳥栖市の皆様の声援でチームに一体感を作って、選手たちはリーグ戦で勝利を目指し頑張りますので応援よろしくお願いします！」と満面の笑みを見せてくれた新鍋さん。今後の活躍から目が離せません！

佐賀県で国スポSAGA2024が開催され、地元開催の声援を受けて頑張ってほしいです！試合で結果を残すために、皆さん準備やトレーニングに励んでいることだと思いますので、楽しんで頑張ってください。